CEOからのメッセージ

エリック・C・エヴァンズ

エリック・C・エヴァンズ
取締役会会長兼代表執行役CEO

D&M成長戦略の実行

昨年度は、D&Mにとって実りある、また利益多き一年でした。財務面で継続して成功を収めると同時に、成長戦略の確実な実行により、2007年度の売上高は二桁台の成長率となりました。EBITDA(金利・税金・償却前利益)も前年比21%増となっています。
我々は今後も従来通り、音にこだわりを持つお客様に最高品質の製品をお届けすることで、プレミアムAV業界における強力なブランド群を構築してまいります。

昨年度は、D&M事業プラットフォームにカルレック・オーディオが加わり、コマーシャルAV機器事業へのビジネスモデル拡大という戦略において大きな進展がありました。放送局向けの音響製品・音声編集コンソールで知られるカルレックは、カーレースからオリンピックまで様々なイベントを放送する顧客と強い信頼関係を築いています。2008年度も、英コーンウォール州のライブサウンドやDJなど、プロのサウンドエンジニア向けオーディオミキシングコンソールのメーカー、アレン・アンド・ヒースを獲得し、良いスタートを切ることが出来ました。

新興国市場への拡大努力も継続中です。ラテン・アメリカにおける全ブランドを通じた2007年度の売上は、2006年度実績に対して153%増加しました。ロシアにおけるビジネスも活況を呈しており、昨年に比べ約40%伸長。その旺盛な需要に応えるため、モスクワに新たに販売拠点を設立いたします。経済成長を続けるその他の新興各国でも、D&M製品をお届け出来るよう体制を整えてまいりたいと考えております。

2007年度のコマーシャルAV機器事業の業績好調の背景には、いくつかの要因があります。今期は通年で業績に寄与してくれた、D&Mプレミアム・サウンド・ソリューションズは、車載用エンターテイメント・システムの品質を向上させ、我々がカーOEM業界における主要プレーヤーの一つとなることに貢献してくれました。2007年度はヨーロッパ、北米、アジアで86車種にカー・オーディオ・システムを搭載(工場出荷時インストール)。その他にも携帯電話や薄型TVのスピーカー分野にも進出いたしました。

コンシューマーAV機器事業は、今期の目標達成において苦労した点もありましたが、ブランドのプレミアム性と、我々のビジネスモデルが認められた格好となりました。マッキントッシュ、デノン、マランツ、ボストン、スネル、エシェントの各ブランドが素晴らしいレビューや賞をいただき、その品質の高さは否定しようの無いものであるということを証明しました。

また、我々は環境保持にも努めております。資源のリサイクルや省エネ、グリーン調達、及び安全かつ環境にやさしい原材料の使用などについて記した、D&Mとして最初の環境報告書も発行いたしました。今後も活動を強化し、環境保護に取り組んでまいります。

市場環境としては、いくつかの経済問題があるものの、2008年もD&Mにとって良い年になることでしょう。2008年度も2桁の利益成長率を見込んでおり、様々な新製品の投入により、達成できるものと見ております。
D&Mにとっては毎日が、素晴らしい音と映像を世界に伝えるための新たな機会なのです。

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