ニュースリリース

06.09.2005
株式会社ディーアンドエムホールディングス、ボストン・アコースティックスを買収へ

--ボストン・アコースティックスの買収で、高級スピーカーブランドとカー・オーディオ事業への足がかりを獲得 --

株式会社ディーアンドエムホールディングス(東証2部:6735、本社:神奈川県相模原市、代表執行役CEO:株本 辰夫)は本日、アメリカの子会社ディーアンドエム・ホールディングス・ユーエス・インクを通じて、高級スピーカー・ブランドとして知られる、ボストン・アコースティックス・インク(米マサチューセッツ州、NASDAQコード:BOSA)を買収する最終合意書を締結致しました。

D&Mはボストン・アコースティックス社を1株当たり、17.5USドル、総額約7,600万USドルで買収いたします。手続が完了次第、D&Mの一株当たりの当期利益増加に貢献いたします。

ボストン・アコースティックス (NASDAQ: BOSA)は "ボストン・サウンド" として知られる、高性能オーディオ機器を開発・生産・販売しており、その製品カテゴリーは、家庭用スピーカーとオーディオ・システム、カスタム・インストレーション用スピーカーやエレクトロニクス、全天候型アウトドア・スピーカー、アフターマーケット及びOEMのカー・オーディオ製品など、多岐にわたります。その他、レセプター・ラジオやレセプターHDラジオと呼ばれる高音質のラジオや、マイクロシステムCDと呼ばれるミニ コンポ、ホームシアター・システムなどもあります。ボストン・アコースティックスは、壁や天井埋め込み型のスピーカー分野におけるリーディング企業であるとともに、カー・オーディオについては、ボストン・アコースティックスのブランドで、雑誌「モータ・トレンド」2005年カー・オブ・ザ・イヤーに選ばれたクライスラー300のほか、ジープ グランド・チェロキー、ダッジ マグナムなどにも供給をしております。また、その他に「Snell(スネル)」という、超高級スピーカー ・ブランドも保有しています。

ボストン・アコースティックスの獲得によって、既存のD&M製品ラインのプレミアムAVレシーバー、アンプ、CDプレーヤー、DVDプレーヤー、DLPプロジェクター、プラズマ・ディスプレイ、デジタル・メディア・マネジメント・システムに、各種プレミアム・スピーカーが加わり、これからはホーム・エンターテイメントに必要なソリューションの全てをD&Mブランドで提供できることになります。また、今回のボストン・アコースティックスの獲得はD&Mにカー・オーディオOEM事業への強力な足掛かりをもたらすことを意味しており、デノン、マランツ、マッキントッシュ、ボストン・アコースティックス、スネルの各ブランドをカー・オーディオ事業に活用することも可能になります。

D&Mは今後もボストン・アコースティックスを独立したブランドとして運営し、販売チャネルや製品開発能力の活用およびバック・オフィスの統合などを通じ、ボストン・アコースティックスに対して販売、技術、コスト面のシナジーを提供します。

D&Mの代表執行役CEO、株本辰夫は次のようにコメントしています。「ボストン・アコースティックスの創業者の一人で会長のアンドリュー・コサトスは優れた設計・開発チームとともに、各賞を受賞する、革新的なブランドを築き上げました。我々はこの卓越したブランドの成功を、これからも積み重ねていく所存です。製品開発はもちろん、販売活動においても、大いにシナジー効果が期待できると考えております。また、カー・オーディオ事業については、マルチ・ブランドでのビジネス・チャンスに期待しています。」

ボストン・アコースティックスのアンドリュー・コサトスは次のようにコメントしています。「D&Mへの参画は、我々にとって大きなメリットがあります。最先端技術やホーム・エンターテイメント製品に関する情報が得られるだけでなく、北米以外での事業成長に関する支援も受けられ、また、我々のテーブル・ラジオやシステムコンポ等の売上増加に向けた、マーケティングのノウハウの提供も受けられます。我々はD&Mの一員となれることを喜ばしく思っております。」

買収の手続については、既にボストン・アコースティックスの取締役会で承認されておりますが、株主総会での決議のほか、資金調達など、諸手続の必要があります。コサトス一族側と、ディーグ・パートナーズ社はボストン・アコースティックスの議決権株式をそれぞれ33.2%と4.8%ずつ保有しており、株主総会にて賛成票を投じることで合意しています。手続が最終的に完了するのは2005年8月31日の見込みです。

今回の手続におけるボストン・アコースティックスの財務アドバイザーを、M&Aや成長企業への民間資本調達を専門とする投資銀行ボストン・メリディアンが、リーガル・アドバイザーをニクソン・ピーボディが務めます。また、D&Mのリーガル・アドバイザーはシンプソン サッチャー アンド バートレットが務めます。

ボストン・アコースティックス・インクは1979年の創業。アメリカ、マサチューセッツ州ピーボディに本拠を構えており、2003年度(~2004年3月)の売上高は5,260万ドル、12月25日を末日とする2004年度第3四半期(~2004年12月)までの売上高は4,280万ドルでした。詳細につきましては http://www.bostonacoustics.com/ をご覧ください。

株式会社ディーアンドエムホールディングスについて
株式会社ディーアンドエムホールディングス(東証2部:6735)は、神奈川県相模原市に本社があり、傘下のブランドとしてデノン、マランツ、マッキントッシュ、D&Mプロフェッショナル、リプレイTV、リオ、エシェントを擁します。デノン、マランツ、マッキントッシュ、D&Mプロフェッショナルは、ホームシアター、家庭用あるいは業務用の高級オーディオ/ビジュアル製品の製造と販売で長年に渡る経験を持ち、世界の業界をリードしています。ReplayTV®、Rio®、エシェント・ブランドはその技術でデジタル・ホーム・エンターテイメント分野において数々の賞を獲得しています。詳細についてはhttp://www.dm-holdings.com をご覧下さい。

ボストン・アコースティックス社について

ボストン・アコースティックス・インク(NASDAQコード:BOSA)は1979年に設立されました。"ボストン・サウンド"として知られる、高性能オーディオ機器を開発・生産・販売しており、その製品カテゴリーは、家庭用スピーカーやオーディオ、埋込・壁掛スピーカーなどのカスタム・インストレーション用スピーカー、アウトドア対応スピーカー、ミニ・システム、アフターマーケット及びOEMのカー・オーディオ製品など、多岐にわたり、性能と一貫性、価値に重きをおいた、優れた製品を、魅力的な価格で提供することで知られています。詳細につきましてはhttp://www.bostonacoustics.com/ をご覧ください。

※本資料中の株式会社ディーアンドエムホールディングスおよびボストン・アコースティックス社に関する記述のうち、歴史的事実に関するもの以外の記述には、同社に発生する将来の出来事または同社の業績に関する、将来予測に基づく記述が含まれています。これらの記述はあくまで予測であり、実際の出来事または業績とは大きく異なることがあることをご忠告いたします。将来予測に基づく記述には、買収企業の統合、競合や業界の状況、目標コスト削減プログラム、同社製品に対する市場の反応、技術の変化、今後確立される業界標準、同社の事業に関するその他の要因を取り巻く、いくつかのリスクや不確実性が伴います。